Lisa Larson (リサ・ラーソン)

1931年スウェーデン・ヘルルンダ生まれの陶芸家・デザイナー。

大学を卒業後、Syig Linndberg(スティグ・リンドベリ)からスカウトを受け当時スウェーデン最大の陶芸製作会社であったGustavsberg(グスタフスベリ)に入社。26年間の在籍中に約320種類の優れた作品を生み出し、スウェーデンを代表する陶芸デザイナーとして一躍人気を集めました。

1979年に退社後、フリーデザイナーとして活躍した彼女は1922年にKeramik Studion Gustavsberg社を設立。リサ・ラーソンならではの造形の美しさ、愉しさを感じる動物を中心とした作品群は、本国スウェーデンや日本のみならず、世界中で数多くの人に愛されています。

リサ・ラーソンの代表作は有名なライオンのオブジェの『AFRICA』シリーズや、独特な表情やフォルムが愛らしい猫のオブジェ『MIA』や『MOA』。愛猫家であるリサ・ラーソンは自身が飼っている猫をモデルにした作品なども発表しており、猫好きならではの着眼点で作られる作品は、とても魅力的です。近年は作品の復刻の他、アートピースや新作を発表するなど、現在も愛のある眼差しで作品づくりを続けています。