先日ご紹介したneo strapに続いて、新ブランド、Hender Schemeから届いた『manual indusrial products 15』をご紹介します！
Hender Scheme (エンダースキーマ) manual indusrial products 15
『manual industrial products (mip)シリーズ』
まずはこのmanual industrial productsとは何か？からご説明。
Hender Schemeのmanual industrial products（mip）シリーズは、通称「オマージュライン」シリーズと呼ばれていて、人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズが、毎シーズン一型ずつ新たにリリースされているシリーズ。
このオマージュラインはデザイナーが「工業製品として大量生産されているスニーカーをあえて手工業で作ったら」という発想でスタートしたラインで、今まで数々の名作・名品と呼ばれてきた、誰もが見たことのある人気のスニーカーやシューズをヌメ革で生み出してきています。
オマージュラインはモノ自身ではなく、モノができる過程をデザインしていて、工業製品の過程に手を加える、つまりデザインすることで、履き捨てのスニーカーのイメージを逆手に、『育てる』という要素をヌメ革を使って表現。
植物タンニン鞣しのヌメ革を用いていることから、シューズは徐々に形や色が変化し、自分だけのユニークな味のあるものに仕上がっていくという楽しみ方を提案しています。
もちろんスニーカーとは異なり、ソールの交換も可能。形はスニーカーでも、長く付き合える革靴として履いていただけます。
Hender Scheme (エンダースキーマ) manual indusrial products 15
そんなオマージュラインから今回ICORAに届いたのがこちら、『manual indusrial products 15』
一目見るだけで、もうお分かりかと思います。
そうあの90年代にAIR MAXなどと並び、一世を風靡し、スニーカーブームを牽引し、今もなお、色々なバリエーションで自身のブランドは元より他のブランドとのコラボレーションにてリリースされているあのスニーカーをオマージュしたモデルです。
materials
COW、GOAT、PIGの3種類のヌメ革を巧みに組み合わせてスニーカー本来のフォルムを表現。
それぞれの革が経年変化をしていくことで生まれる、微妙なコントラストは楽しみの一つ。
detail
それぞれの革の質感の違いを利用した微妙な色の差によって表現される各パーツ、またアッパー部分を彩る各刺繍や樹脂PARTS等も型押しで見事に表現。
さらにこのモデル最大の特徴であるPUMP SYSTEMのチャンバー部分は押し心地までしっかり再現されていて、とにかくすばらしい渾身の出来栄え。
またソール部分は高く積み上げたLEATHERと厚めのEVAを組み合わせて、フォルムを表現すると共に快適な履き心地も再現。
削れ易いHEEL部分には別RUBBERを採用し、見た目だけでなく、履き心地やメンテナンス面の考慮もしっかりされている点もさすがです。
細部にわたり精巧に表現され、本家の良さは失うことなく、さらにまた違う味を生み出しているまさに『アート』とも呼べるHender Scheme渾身の一足。
スニーカーには無い、育てるという楽しみを、このシューズでこのデザインで味わってみてはいかがでしょうか。
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